今回はPMS(月経前症候群)によって起こり得る生理破局・生理離婚についてです。
【生理破局・生理離婚とは】
女性の生理周期の心身の揺らぎに対する双方の無理解によって、パートナーとの関係性に悪影響を及ぼして、それは破局・離婚の原因にもなりうる
というのも、実は私にもつい最近そのような危機感を感じる出来事がありまして・・・
そしてまるでこの夏訪れた京都の清水寺の胎内巡りのような真っ暗闇の中を歩いていたところ、つい数日前に暗闇の先に見つけた光のようなメッセージを目にしたのです。
それがこちらの記事です
この記事前提で話が進みますから、絶対読んでおいてくださいね!
たぶん、これを読んだら「そうそう!絶対男性に読んでほしい!!!」って思う女性も多いと思います。
もちろん私も彼に読んでもらいたいって思ってます。
でも、読んでもらう前に自分自身の中にある女性性への否定感を見つめ直す必要があって、そこが一番大事なことだと思いました。
そして、このことは私以外の女性にも必要な要素がある気がして、一緒に考えてほしいなと思って久しぶりにブログを書くことにしました。
まずは、女性性へ否定感が生まれる背景の一例として、私がこれまで自分なりに見つめてきた中で気付いたことを。
※しばらく暗い身の上話が続きますがどうか辛抱を(笑)
私のバックボーン つらすぎる生理痛
昨今よく話題になっている「女性の生理の事、男性にも知って理解してほしい!」という風潮、私は生理痛の辛さにおいてはかなりトップクラスに語れる方だという自負がある。
昔からの付き合いの方はご存知かと思うけど、 私は以前はものすごーーーーく重度の生理痛持ちだった。
初潮を迎えたその日からずっと毎月毎月、本当に本当に辛かった。
特に腹痛がひどくて、痛みのせいで脳貧血で吐き気、悪寒、手足のしびれにも襲われ、発作(まさにそんな感じ)が起きると、痛すぎて立ち上がるどころか、じっと横になってることすらできない。それが数時間続く。
なのに病院行っても原因は特になく、処方漢方飲んだりもしたし、痛み止めの薬は毎月必ず飲んでたので、ほぼ全種類試したと思う。
ある病院で子宮内膜症って診断された時は、これが治れば生理痛なくなるかもって言われ、ホルモン注射毎月打って生理止めたこともある。
けど半年後、内膜症治ったけど生理痛は治らずだった。
その後、歯医者でたまたま処方された頓服薬(ロキソニン)が効く事に気づいて飲むようになり、 最終的にはそれすら効きが悪くなってきて、副作用で数日後に頭痛になったりもして。
そんな状態を20年以上毎月毎月繰り返して生きてきた。
私は迷惑をかける面倒な人間
かつての私は、毎月こんな感じだった。
学生時代・・・毎月保健室→親に迎えに来てもらう
就職後・・・毎月医務室又は発作前に自主早退(早退途中で発作を起こすこともしばしば)
なぜ最初から休まないかというと、生理になっても朝はなんともなくてしばらくすると急激に悪化するパターンなので、発作が今日なのか明日なのか判断が難しいからだ。
根が変に真面目で2日も休んじゃいけない、迷惑かけると思い、迷惑かけるの承知で行ってぶっ倒れるか早退してやっぱり迷惑かける。
学生時代の私
学生の頃、保健室から母に連絡が行き迎えに来てもらうたび申し訳なかった。
母に迎えに来てもらうと、生理なんて病気じゃない、気の持ちよう、普段から運動すれば治るとか説教されることが多かったけど、 「なんでこんな体に産んじゃったんだろうね・・・」なんて言われたこともあって、それはそれでなんか悲しくて今もすごい覚えてる。
だからほんとは狙えそうだった2ランク上の高校は遠いからやめて、徒歩圏内の一番近いところにした。
専門学校と就職先は遠くて不安だったけど、自力で帰ってくるようになった。
とりあえず、母に迎えに来てもらう心労はなくなる。
就職後の私
就職先は接客業で、担当してるお客様にはもちろんのこと、他のスタッフにもたくさん迷惑かけた。
毎月次の生理予定日を上司(男性)に伝えて、少ないスタッフの中から代わりの人をやりくりしてもらってた時期もある。
ランチも、休憩さえもままならないほどの忙しい職場なのにやりくりしてくれたばかりでなく、トイレに行ったきり途中で動けなくなった私を医務室まで抱えて連れてってくれた男性社員はひとりじゃないし、合間を見て様子を見にきてくれて腰をさすってくれたり手を握ってくれた女性社員もひとりじゃない。
生理の日をみんなに教えるなんて恥ずかしいなんてことよりも、ほんとに職場に恵まれてたと感謝しかない。
そして早退途中に発作が起これば駅で動けなくなってしまい、親切な通りがかりの人が駅員さんに知らせてくれて駅長室に運ばれ、そこで尋常じゃない私の様子を見て救急車呼ばれたりもしたっけ。そして結局母に迎えに来てもらう羽目になったり・・・
本当に毎月かっきり予定通りにやってくるブルーな日は、心身ともにつらいつらい日々だった。
※あることをきっかけに急に生理痛がなくなり、今は生理不順に悩んでます(笑)
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